今回紹介する書籍は
「すごい毒の生きもの図鑑 わけあって、毒ありです。
(監修:船山信次さん 絵:ウラケン・ボルボックスさん)」です!
タイトルの通り、毒を持つ生物の紹介をしています。
生物だけではなく、植物も紹介してくれます。
絵つきですので図鑑のように小さいお子さんでも読める本だと思います。
また、飼い犬が散歩中にうっかり食べてしまうと危険な木の実も紹介しています。
読んで参考になる方は多いと思います。
毒といえば「鬼滅の刃」に出てくる胡蝶しのぶを思い出しますが、この本の中に少し出てきます。
ただ、鬼滅の刃のネタバレになるので読む際はご注意ください。
ちなみにハリーポッターに出てくる植物マンドレイクも本の中に少し出てきます。
毒は身の回りにたくさんある
みなさん、毒と聞いて思い出すのはなんでしょうか。
フグや蜂が出てくると思います。
自分はこの本を読んでウナギとアナゴが毒を持ってると知った時は驚きましたが、
最も驚いたのは植物のアジサイです。
食べると吐き気を起こすアジサイ
アジサイは日本に分布していて小さい頃から名前は知っていますが、
毒があるという話は初耳でした。
調べたところ2008年茨城県内に実際に起きた事故で、
飲食店で食事の飾りとしてアジサイを出したところ、
それを食べた数名が吐き気、めまいを起こしたそうです。
亡くなった方はいなかったようですが怖いですね・・・。
アジサイを普段食べることはないと思いますが、
飲食店で出されてしまうと「食べてみようかな」って思って食べてしまいそうです。
枝をバーベキューの串に使って死亡
しかし悲しいことに死亡事故も起きています。
これは海外で起きた事故ですが、
キョウチクトウという植物の枝をバーベキューの串として使い、
その場にいた数名が死亡するという事故が起きています。
枝から毒のある成分が食材に移りそれを食べて亡くなったと考えられているそうです。
海外で起きた事故ですが、キョウチクトウは日本の一部にも分布しています。
このキョウチクトウはかなり危険度が高く、
植物全体に毒があるそうで燃やした時の煙を吸っただけでも死の危険があるそうです。
恐ろしいですね・・・。
知っていれば怖くない、知らないものは警戒する
上記のように知らないことによる事故が起きています。
ただ、全部を頭に叩き込むのも難しいと思います。
この書籍では植物だけでも40種類以上紹介されていました。
自分がこの本を読んで思ったのは、
「知らないものは警戒して手を出さない」
ということが必要だと思いました。
動いてる動物だと噛まれたり攻撃される恐れがあるので「触らないようにしよう」と思いますが、
植物だと触ってしまう人が多いと思います。
「毒は身近にあるんだ」という意識を持ってすぐには手を出さないで、
手を出す前に調べようと思いました。
他にこの本に出てくるもので気になったのは、
スベスベマンジュウガニやギンピーギンピーです。
名前がすごい気になりました(笑)
ちなみに画像は、いらすとやさんのスベスベマンジュウガニです。
ぜひ読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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