最近、『森保ストラテジー サッカー最強国撃破への長き物語』(著:五百蔵容さん)という本を読みました。
タイトルの通り、サッカー日本代表に関する一冊で、森保ジャパンの軌跡を振り返る内容です。
森保監督がサンフレッチェ広島の指揮をとっていた時代から、2022年カタールW杯までの戦術の変化が紹介されています。
本を読んだ感想
著者の五百蔵さんは、2018年ロシアW杯の時も2冊書籍を出しており、どちらも読んだことがあります。
今回の本については、文字量が多く少し読みにくかったというのが正直な印象でした。
個人的には「ロシアW杯の時の本の方が分かりやすかったな」と感じています。
また作中で森保監督が「名将」と表現されていた点も気になりました。
人によって定義は違うと思いますが、自分自身は森保監督を名将と呼ぶ感覚を持っていなかったため、少し引っかかってしまいました。
カタールW杯の思い出
みなさんは2022年のカタールW杯を観ましたか?
私はサッカーが好きなので、できる限り試合を観ました。
特に印象に残っているのは フランス対アルゼンチンの決勝戦 です。
フランスのエムバペが3度のPKを決め切ったメンタルの強さには、本当に驚かされました。
そして日本代表。
ご存じの通り、ドイツ・スペインを撃破してグループリーグを1位突破しました。
正直、自分は「1勝できるかどうか」と思っていたのでこの結果にも大きく驚きました。
サッカーは何が勝敗を分けるのか?
この大会を通じて、私はサッカーという競技がますます分からなくなった気がします。
しっかり準備をしていたはずの ドイツ(ハンジ・フリック監督) や スペイン(ルイス・エンリケ監督) が期待を裏切って敗退する一方で、直前に監督交代があったモロッコや、試合前日にフォーメーションを決めていた日本が予想以上の結果を残しました。
「準備がすべてではないのか?」と感じさせられる大会でした。
他に改めて思ったのは、戦術や選手の質だけではなくメンタルや気持ちの部分も大きな要素になる ということです。
アルゼンチンが優勝できたのも、「メッシのために」という想いでチームがひとつになったからだと思います。
まとめ
サッカーは戦術面を分析するのも面白いですが、選手やチームの背景・気持ちに注目することで、さらに深く楽しめる と改めて感じました。
冒頭で紹介した『森保ストラテジー』も、そうした視点を考えるきっかけになる一冊です。
興味があればぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント