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【読書感想】『笑い神』中村計|M-1好きにおすすめの一冊

「笑い神」感想 読書感想

みなさんは毎年年末に行われるM-1グランプリを観ていますか?

自分は第1回の2001年からほぼリアルタイムで観ていて、2023年の優勝・令和ロマンの瞬間もリアルタイムで観ました。

史上2組目となるトップバッターでの優勝という快挙が、印象的でした。

そんなM-1がテーマの本、中村計さん著『笑い神』を最近読みました。

この本は2023年「書店員が選ぶノンフィクション大賞」にノミネートされており、Amazonでの評価も高かったので気になって手に取りました。

お笑い好きにおすすめできる一冊でした。

コンビが抱える葛藤と舞台裏

漫才コンビ

『笑い神』には、笑い飯や千鳥をはじめとした数々のコンビの葛藤や悩みが取材をもとに描かれています。

読み進める中で「そんな裏話があったのか」と驚くシーンが多く、取材量の多さに圧倒されました。

特に心に残ったのはスリムクラブのエピソードです。

彼らは2010年に初めてM-1決勝へ進出しましたが、決勝当日、別の舞台でウケずボケの真栄田さんが落ち込んでしまいます。

そんな彼にツッコミの内間さんが声をかけた場面が描かれているのですが、とても頼もしくて印象的でした。

普段はおっとりとしたイメージの内間さんに、こんな一面があったのかと驚かされました。

さらに、その直後に内間さんに起きた小さなアクシデントが真栄田さんの緊張を和らげたという展開も胸を打ちます。

このエピソードを読んだ後、思わずAmazonプライムで2010年のスリムクラブのネタを観返しましたが、今見てもやはり面白かったです!

当時の感動がよみがえりました。

中村計さんの書籍の魅力

本を読む子供

中村計さんの本は以前にナイツ・塙さんの『言い訳』も読んだことがあります。

こちらはインタビュー形式でしたが、やはり引き込まれる内容でした。

もともと中村さんは野球に関する書籍を多く執筆していたそうですが、あるきっかけでお笑いに関する取材・執筆を始めたとのこと。

その背景も『笑い神』の中で紹介されていて興味深かったです。

M-1やお笑いが好きな方には、ぜひ一度読んでほしい本だと感じました。

また、自分はすでにお笑いコンビかもめんたる・岩崎う大さんの本も購入済みなので、こちらも読むのが楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
もしこの記事を読んで興味を持っていただけたら、コメントいただけると嬉しいです。

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