笑い飯と千鳥とM-1

読書

みなさんは去年のM-1グランプリは観ましたか?

優勝は令和ロマンでした。
史上2組目のトップバッターでの優勝。

自分はリアルタイムで観ていました。
お笑いが好きで、M-1は第1回の2001年からほぼ毎回リアルタイムで見ています。

そのM-1に関する本を読みました。
「笑い神」という本で著者は中村計さんです。
昨年、丸善ジュンク堂書店が主催の、
「書店員が選ぶノンフィクション大賞」にノミネートされた本です。
テーマがお笑いだったので興味を持ったのですが、
Amazonの評価も高くて気になっていて読みました。

M-1と笑い飯、そして千鳥を中心に様々なコンビの葛藤や悩みが描かれています。
中村計さんの取材量がすごいんだと思いますが、
「こんな話聞けるのか」、「こういう状況だったのか」と思えるものが出てきます。

個人的に1番好きなところはスリムクラブのところです。

スリムクラブは昔あったテレビ番組の「エンタの神様」に「フランチェン」というコントで出ていた、
ボケの真栄田とツッコミの内間からなる沖縄出身のコンビです。

スリムクラブは2010年にM-1の決勝の舞台に初めて立つのですが、
当日他の舞台に出た時にあまりウケなくて真栄田は気分が落ち込んでいたそうです。
そんな状態で迎えたM-1の決勝、自分たちの出番前にツッコミの内間がボケの真栄田に声をかけます。
その内容が描かれているのですが、それがとてもカッコよかったです。

内間は頼りない印象があったのですが、こういう一面があったんだなと思いました。
そのあとで内間に起きるちょっとした出来事もあり、
真栄田は内間のおかげでリラックスすることができたそうです。

このエピソードを見たらこの時のスリムクラブのネタを観たくなり、
Amazonプライムですぐに観てしまいました。
今観ても面白かったです。

中村計さんの書籍は他にもナイツ塙さんの「言い訳」も読んだことがあります。
こちらはインタビュー形式でしたが、こちらも面白かったです。

中村計さんは元々は野球に関する書籍が多かったのですが、
きっかけがあってお笑いに関する書籍を執筆するようになったそうです。
その話も今回紹介した本の中で書いてありましたが、
具体的になんて書かれてたかは忘れてしまいました(笑)

M-1、お笑いが好きな方なら読んで欲しい本です。

中村計さんの本は他にもう一冊、
かもめんたるの岩崎う大さんの本を買っていてそちらも楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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ではまた!

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