4月になり新年度がスタートしました。
春らしい暖かさを感じる日も増えてきましたが、3月末は急に冷え込み、まだ暖房を使う日もありました。
そんな3月に読んだ本は3冊です。
- NHKラジオ深夜便 絶望名言(著:頭木弘樹さん)
- 職業、お金持ち。(著:冨塚あすかさん)
- 書く仕事がしたい(著:佐藤友美さん)
今回はそれぞれの本から感じたことを振り返ります。
先月の読書記録はこちらです。
NHKラジオ深夜便 絶望名言(著:頭木弘樹さん)

この本は 「今うまくいっていない」「落ち込んでいる」 という人にぜひ読んでほしい一冊です。
実は読むのは今回で2回目。
初めて読んだのは2018年で、本屋さんで偶然見つけて手に取りました。
タイトルに惹かれて読み、「読んでよかった」という感覚が強く残っていたので、もう一度読んでみました。
内容はNHKのラジオ番組から生まれたもので、シェイクスピアやカフカ、太宰治などの「ネガティブな言葉」を紹介しています。
「なぜネガティブな言葉なのか?」と思うかもしれません。
著者の頭木弘樹さん自身が、絶望的な状況の中でこうした言葉に救われた経験を持っているからです。
たしかに、悲しいときには明るい曲よりも悲しい曲に寄り添ってもらいたくなることがあります。
この本に出てくる「絶望名言」も同じように、弱っている心にそっと寄り添ってくれる存在だと感じました。
別な記事で感想を書いておりますのでよかったらご覧ください。
職業、お金持ち。(著:冨塚あすかさん)

この本は 「お金持ちの考え方やメンタルを知りたい人」 におすすめです。
Amazonプライムで見つけ、レビュー件数が多く評価も高かったので読んでみました。
正直、自分が期待しすぎて「すごい!」という感動まではありませんでしたが、知らなかった視点を知れたのは良かったです。
内容は、若い学生が“お金持ちの老人”に出会い、質問を重ねながら成長していくという物語仕立てになっています。
ですが本質は「お金持ちになるための心構え」を学ぶ実用書のような一冊です。
身近にお金持ちがいない人が読めば、新鮮で面白いと感じる部分が多いと思います。
書く仕事がしたい(著:佐藤友美さん)

タイトル通り、「ライターや書く仕事に興味がある人」 におすすめの本です。
こちらも再読でした。
内容は文章術というより、「ライターとしてどう仕事をしていくか」が中心です。
仕事の取り方やライターの種類など、実践的な内容が多いです。
ただしライター以外の仕事にも役立つヒントがあります。
例えば「取材で“わかっている感”を出す」など、どんな仕事にも応用できる姿勢だと思いました。
こちらもさらに詳しい感想はこちらからどうぞ。
まとめ
2025年3月は「絶望に寄り添う名言」「お金持ちのマインド」「書く仕事」というテーマの異なる3冊を読みました。
特に『絶望名言』は、落ち込んでいるときにそっと心を支えてくれる一冊です。
興味があればぜひ手に取ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
「最近読んでよかった本」があれば、ぜひコメントで教えてください。
次月はこちらになります。
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