今回紹介したい本は
「はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内
文:野矢 茂樹さん 絵:植田真」
です。
こういう人におすすめ
- とりあえず何か1冊読んでみたい
- 世界観がある本を読みたい
とても読みやすいです。
文章はひらがなが多くてやさしいし量も少ないので、
時間あるのでとりあえず何か1冊読んでみたいという人におすすめです。
あと絵が多く入っていて、別な世界にいるような感覚を得られると思います。
問いかけてくるような文章になっているので1対1で聞いているような感覚にもなります。
哲学の話なのでもしかしたら退屈になってしまう部分はあるかもしれませんが、
そこは流し読みでも大丈夫だと思います。
自分もわからなくて流し読みした部分はあります(笑)
「考える」を考える
「考える」とは一体何かを考える本です。
哲学的ですね。
「考える」ことって考えたことなかったです。
そして「考えるってどうすればいいの?」って聞かれたら教えるのは難しいですよね。
野球のバットのスイングのように「こうやるんだよ」と教えることができません。
芸術作品の「考える人」のようなポーズを見せて、
「こうやって考えるんだよ」と見せても教えることはできません。
それが本質ではないからです。
夜寝ている時に横になりながら考える時もありますし、
お風呂でシャンプーしている時に考える時もあります。
考えるは無意識に行っている
「考える」は無意識に行っていることが多い、
頭の片隅で勝手に考えられているような気がします。
全然関係ないことをしている時に、「あ、そういえば!」となることがあります。
なぜ今思いついたのかわからないような場面が多いです。
なので、「考える」とは無意識に勝手に行っていることが多いように思います。
考えるためには言葉が必要
「考えるためには言葉が必要」と著者は言っています。
確かに、アウトプットする時には特に必要ですよね。
良いことが思いついてもそれを言葉にできなければ意味がない。
せっかく良い考え、アイデアを思いついても言葉にできないと悔しい思いをしそうです。
考えるは無意識に行うことが多いので、
考えることのためにできるとすれば言葉を多く知ること。
なので、言葉をたくさん知るためにこれからも本をたくさん読もうと思いました。
ぜひ読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント