ミステリー小説の名作「十角館の殺人」をご存じですか?
私は実写ドラマを観てハマり、原作も一気に読みました。
発表から30年以上経った今でも、驚きと面白さを存分に味わえる作品でした。
文章が難しくないので読みやすく、気づいたら夢中になっていました。
ただ、ある“一行”で手が止まります。
そして、今度はページを戻る手が止まらなくなります……。
この小説はこんな人におすすめです。
- ミステリーで外さない名作を読みたい
- 衝撃を受けたい
- 「十角館の殺人」という名前は知っているけど古い作品で迷っている
- 初めてミステリーに挑戦したい
概要|「十角館の殺人」とは

著者は綾辻行人(あやつじゆきと)さん。
1987年に刊行され、本格ミステリーの金字塔と呼ばれる作品です。
物語は、無人島の館に訪れた7人の視点と、本土にいる青年・江南の視点が交互に描かれて進みます。
無人島では次々と殺人事件が起こり、本土では不審な手紙が届く…。
やがて2つの物語が重なり合い、例の“一行”を迎えるのです。
感想|30年以上前でも色あせない面白さ

「十角館の殺人」の存在は前から知っていましたが、古い小説という理由で読まずにいました。
「楽しめなかったらどうしよう…」と少し不安もありました。
しかし実際に読んでみると、想像以上に面白かったです!
ページ数は約300ページほどですが、私は約4時間で読み終えました。
「気づいたら1日で読み切っていた…」と自分でも驚くほど。
文章はシンプルで読みやすく、無人島と本土で切り替わる場面もスムーズでした。
だからこそ、あの一行の衝撃がより鮮烈に響いたのだと思います。
こんな人におすすめ

改めて、この小説はこんな方におすすめです。
- 定番ミステリーを読みたい
- 読んで後悔しない作品を探している
- 衝撃的などんでん返しを体験したい
- 古い作品だからと避けてきた
- 普段あまり小説を読まない
私は小説自体あまり読む方ではありません。
それでも一気に読み切るほど引き込まれました。
「読書が苦手」という方にも手に取りやすいと思います。
最後に|原作とドラマの両方で楽しめる

今回、私は実写ドラマをきっかけに原作を読みました。
ドラマも非常に面白かったですが、仕掛けの衝撃は本ならではだと思います。
できれば小説を先に読んでほしいです。
「十角館の殺人」は館シリーズの第1作目。
現在は9作品が刊行されています。
さらに、Huluでのドラマ化をきっかけにシリーズ続編のドラマ制作も決定しているそうです。
これを機に、私も他の館シリーズを読み進めてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
みなさんの感想や「読んでみた!」という声をコメントでいただけると嬉しいです。
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※ネタバレがありますのでご注意ください。



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