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【読書感想】『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』|3つの視点で見つかる自分のやりたいこと

考えをめぐらせる人 読書感想

今回紹介する本は『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 ─ 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』(著者:八木仁平さん)です。

タイトルの通り、「自分は何をしたいのか」を見つけるための方法を教えてくれる一冊です。

就職活動中の方や、「自分のやりたいことがわからない」と悩んでいる方に特におすすめできます。

著者の八木仁平さんは、自己理解の方法をブログで発信し、現在はプログラムとしても提供されています。

本書は「考えるべきは3つだけ」というシンプルなフレームワークで、自分を整理できるのが特徴です。

実際に読んでみて「これなら自分にもできそう」と思えるわかりやすさがありました。

「自分を探ることが好き」と気づいた著者の体験

鏡で自分を見る人

八木さんは本を読んだりセミナーに通う中で、自然と「自分を探ることが好きなんだ」と気づいたそうです。

ただ、こういう風に自分が好きなことに気づくのはなかなか難しいですよね。

感覚に頼ると不安定になり、「これで合ってるのかな?」と迷ってしまいます。

だからこそ八木さんは、感覚ではなく論理的に「やりたいこと」を見つける方法をまとめています。

考えるべき3つのこと

3本指

本書で紹介されているのは、この3つを考えて重ね合わせる方法です。

  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • 大事なこと

この3つが重なった部分にこそ、自分の「やりたいこと」があるのだといいます。

例えば「得意なことを見つける方法」として、八木さんはこんな問いを投げかけます。
「最近イラッとしたことは何か?」

人は、自分が当たり前にできることを他人ができないときにイラッとするのだそうです。

つまり、それこそが自分の得意分野である可能性が高いのです。

私はこの考え方に驚きました。

イライラはネガティブに捉えがちですが、実は自分の得意分野を知るヒントでもあるんですね。

カラーバス効果で変わる視点

本書を読んで思い出したのが「カラーバス効果」です。

これは「自分が意識している情報に気づきやすくなる」という心理効果です。

自分自身、ブログを書き始めてから「これ記事にできそうだな」と自然に思うことが増えました。

同じように「自分のやりたいこと」を意識していれば、関連する情報やきっかけに出会いやすくなります。

「できない」と思っていたことでも、

  • 自分に合ったやり方が見つかった
  • 近くに実践している人がいた

と気づけるようになるのです。

読んで感じたこと

ひらめいた人

本書を通じて「やりたいことは特別なものではなく、身近なところから見つけられる」と感じました。

実践しながら意識を変えていけば、きっと日常の中にヒントが見えてきます。

自己理解を深めたい方、自分の軸を見つけたい方にぴったりの本です。
ぜひ読んでみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。
感想をコメントでいただけると嬉しいです!

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