みなさん、閉幕しましたがパリオリンピックは観てましたか?
自分はサッカーが好きなのでサッカーを観てましたが、サッカー以外でも柔道、スケートボード、レスリング、フェンシングなどを観てました。
日本人なので日本人が出てると応援したくなります。
そんな中で気になったのが柔道です。
選手ではなくSNSなどで見かけた声です。
日本以外の選手に対して、
「ちゃんと組み合ってない」
「畳の上でガッツポーズは良くない」
「柔道がJUDOになっている」
という意見を見かけました。
こういったパリオリンピックの柔道をめぐる「これは柔道じゃない」という声を見て、自分は「相手を落とすより、自分の理想を体現する方が建設的では?」と思いました。
「これは〇〇じゃない」と批判する理由

「これは〇〇じゃない」という批判は、多くの場合「こうあるべきという自分の理想」と違うから出てくるものだと思います。
ただ、その多くは強い相手や成功している人に向けられていると感じます。
結果を出しているからこそ目立ち、そして妬まれる対象になるのだと思いました。
具体例|「あんなの〇〇じゃない」を見て思い出す事例

今回の柔道に対する声を見て、思い出す事例があります
- サッカーJリーグの町田ゼルビアに対して「ファウルが多い」「ロングスローばかり」といった声
- 高校野球で「マナー違反」と言われた健大高崎の“機動破壊”
- 2020年M-1王者・マヂカルラブリーに対して「あれは漫才じゃない」と起きた論争
いずれも結果を残したチームや人物です。
成功しているからこそ、「自分の理想」と違う部分が批判の対象になっていると感じます。
もちろん、誤審のように客観的におかしいことには批判が必要です。
ただ、「相手が強かった」「自分たちに準備不足があった」という視点を持たず、相手を落とすための批判はするべきではないと思います。
「自分の理想」があるなら、自ら実践したり、人を育てたりなど自分で体現する方が前向きなことだと思います。
まとめ|理想を持つのは構わないが

オリンピックを通して、柔道に限らず「あんなの〇〇じゃない」という批判はよく目にします。
しかし、それは多くの場合「妬み」や「自分の理想」とのギャップから来ているものだと思います。
相手を否定するよりも「自分がどう理想を実現、体現するか」に目を向けた方が健全で、学びにもつながると思いました。
最後に|柔道について知らないことが知れて面白かった

今回柔道について調べてみて面白い発見もありました。
日本には「講道館ルール」があり、国際大会とは異なる点があるそうです。
例えば、押さえ込みの時間や「青い柔道着を使わない」など、日本独自のルールが存在することを初めて知りました。
これまで柔道関連の本は1冊も読んだことがないので、この機会に柔道に関する本も読んでみようと思いました。
余談ですが、ブログの中で「妬み」という言葉を使いました。
似たような言葉で「嫉妬」とありますが、「嫉妬」と「妬み」は心理学的には違う感情だそうです。
先日読んだ本に書いてありました。
今回の場合は「妬み」が当てはまるので「妬み」と書いています。
ちなみにこちらの本です。
面白かったのでおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
ぜひ感想をコメントいただけると嬉しいです。
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