2025年5月11日、今年も仙台国際ハーフマラソンに参加してきました!
この記事では【体験記・後編】として、スタート直前からゴール、そして大会後の様子までをレポートします。
スタート前

整列後は、集中を高めるために深呼吸を続けていました。
「トイレに行きたくなるのは集中できていない証拠」と聞いてからは、深呼吸を習慣にしています。
この時点では体調も悪くなく、頭痛や喉の痛みもありませんでした。
鼻づまりが少しある程度で、鼻呼吸も問題ないレベル。
天気は曇りで、気温も走るにはちょうど良かったと思います。
スタート〜10km

走り始めてすぐ、「今日は調子が良くない」と感じました。
体が重く、普段なら気にならない坂道もきつく感じます。
鼻呼吸が難しくなり、口呼吸に切り替えたことで喉の渇きも早く訪れました。
「早く給水ポイントが来ないかな」と思いながら走っていたのを覚えています。
余裕がなかったせいか、この区間の記憶はほとんど残っていません。
ただ、今回の目標の一つ「沿道を見る頻度を減らす」は意識的に実行しました。
以前は知り合いがいないかと沿道を見回していたのですが、集中が途切れると気づき、できるだけ前だけを見るようにしました。
10km〜16km

10kmを過ぎたあたりで、すでに20km走ったような疲労感がありました。
右脚の太もも裏に張りを感じ、やがて左脚、そしてふくらはぎにも違和感が出てきます。
それでも、「体力0でゴールする」という目標を達成するため、16kmからはスピードを上げると決めていました。
16km〜ゴール

16km地点から予定通りスパートを開始。
16.6kmの給水ポイントでは、ラストスパート用に【VESPA】を摂取しました。
この時が、今回のレースで最も集中できた瞬間だったと思います。
視界の先にあるゴールだけを見つめ、黙々と走り続けました。
集中できたのは今回から新しく導入した「キャップ」のおかげかもしれません。
マラソンランナーの大迫傑さんが「キャップで視界を遮ると集中できる」と話していたのを聞いて、真似してみました。
実際に使ってみると、確かに集中しやすく、髪の毛のことも気にならず快適でした。
サングラスも併用すれば日光を完全に防げるのでおすすめです。
特に髪が長い人には、キャップを被ると結び目の揺れが気にならなくなる利点があります。
ラスト2kmは、「出し切る、出し切る」と自分に言い聞かせながら走りました。
結果、タイムは昨年とほぼ同じ。
YouTubeで公開されているゴール地点の定点カメラ映像で自分の姿を確認したところ、タイムを見て頭を抱えていました。
きっとその瞬間、「やり切れなかった」と感じていたのだと思います。
レース後

レース中から「距離が少し長い?」と感じていました。
ランニングウォッチでは、ハーフ(21.0975km)より約600m長く計測されていたのです。
昨年も同様だったので、ウォッチが古いせいかもしれません。
今年で10年使用しているので、そろそろ買い替えようと思います。
ゴール後はすぐに糖質とタンパク質を補給。
【アミノバイタル】と【inゼリー プロテイン】を飲みました。
この2つは味がさっぱりしていて、疲労時でも飲みやすくおすすめです。
また、今年は強風の影響でテント更衣室が使用できなかったため、待機場所でそのまま着替えました。
男性ランナーは外で着替える人が多かったです。
着替えを終え、スマホの電源を入れると友人から連絡が。
会場に来てくれていたので合流しました。
会場にはキッチンカーも多数出店しており、私は【閖上BONDS COFFEE STAND】でコーヒーを購入。
香ばしくてとても美味しかったです。
一番人気はビール店で、ランナーの多くが乾杯していました。
私は普段お酒を飲まないのですが、走り終えた後のビールは格別なんでしょうね。
会場を出た後は友人と一風堂でラーメンを食べて解散しました。
来年に向けて

今回の目標3つを振り返ります。
- 沿道を見る頻度を減らす → ◯
- 体力0でゴールする → △
- 体調を崩さない → ×
「体力0でゴール」は最後にスパートをかけられたので、満足しています。
ただ「体調を崩さない」は残念ながらクリアできませんでした。
来年は「体調を崩さない」この1点に集中し、うがい習慣を徹底します!
最後に

仙台国際ハーフマラソンは、本当におすすめの大会です。
運営スタッフやボランティアの方々の対応が素晴らしく、温かい雰囲気に包まれています。
ゴール後には「お疲れ様でした!」「また来年もぜひ!」と声をかけてもらえ、疲れが吹き飛ぶような気持ちになります。
気持ちよく走れる大会なので、興味がある方はぜひエントリーしてみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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