2025年1月に読んだ本は5冊でした。
いつもより多めで充実の読書月でした。
その中から特に印象的だった3冊を深掘りして紹介します。
- 十角館の殺人 著:綾辻行人
- 安楽死を遂げた日本人 著:宮下洋一
- さみしい夜にはペンを持て 著:古賀史健
十角館の殺人 著:綾辻行人さん

まだ読んだことがない方にぜひおすすめしたい本です。
30年以上前の作品で有名なので、読書好きの方にはすでに馴染み深いかもしれません。
今月一番の衝撃で、早いですが今年最も面白い本の1冊になるかもしれません。
きっかけは年末年始にTVerで放送された実写ドラマです。
1、2話を観たところで「原作を読みたい!」と思い立ち、すぐに購入して一気に読み切りました。
どんでん返しの面白さに夢中になれる作品です。
ドラマの感想とあわせて別記事でも紹介しているので、よろしければご覧ください。
安楽死を遂げた日本人 著:宮下洋一さん

命や生き方に関心のある人に強くおすすめしたい一冊です。
難病を患い、スイスで安楽死を選んだ日本人を追ったノンフィクションで、NHKでも特集が組まれていました。
自分自身、その放送を観ていたためよりリアルに感じました。
日本では安楽死は認められていませんが、導入されていないことによる課題や、導入するにあたっての懸念を考えさせられます。
本人だけでなく、最期まで寄り添った家族の葛藤や思いも丁寧に描かれています。
実はこの本を読むのは2回目でした。
それでも改めて心に残り、ブログで書きたいと思わせてくれる一冊です。
さみしい夜にはペンを持て 著:古賀史健

思いや考えを「言葉にすること」に興味がある方にぴったりの本です。
小説のように読みやすく展開していきますが、中身は実用的な内容で「言語化力」をどう育てるかを教えてくれます。
特に印象的だったのは「スローモーションで」という表現です。
アイスを食べる場面をスローモーション実況のように描くことで、一言で済むシーンがぐっと面白くなる。
これが「解像度を上げる」ということ。
「この解像度を上げる」というテーマは、三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術』にも登場していました。
複数の著者が共通して強調していることからも、その大切さが伝わります。
以上、1月に印象に残ったおすすめの3冊でした。
1月に読んだ他の2冊は下記です。
- 言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方 著者:さわらぎ寛子さん
- 答え合わせ 著者:石田明さん
最後までお読みいただきありがとうございました!
来月のまとめはこちらです。
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